基幹システム刷新支援(中堅企業様向け)
CASE1
広告代理店
- 従業員
- 120名
- 年商
- 150億円
- 創業
- 16年
部門ごとに導入が進んだ「個別最適」なシステムを刷新し、「全体最適」の視点で
業務の効率化・システムコストの削減を果たしたA社の事例を紹介します。
事業概要
A社は大手企業の合弁で設立した広告代理店。
マス広告からプロモーションまで、あらゆる手法を掛け合わせ、プランニングし、さらにその実施まで行うことを強みとしている。
IT活用の課題
- 積極的なIT投資を行ってきたが、各システムを個別に導入した結果、システム間での機能の重複があり、全体最適が図られていなかった。
- 各システムの多くはパッケージソフトを採用しているが、それぞれに未使用の機能や業務に合わない機能が多数あり、購入時の費用や運用費用に対して無駄があった。
- システムによる業務省力化の余地があること、手動によるシステム間のデータ連携が発生していること、社員のITリテラシが低いことなどから、システム維持に多くの人件費を要していた。
支援内容
- システム構想フェーズの支援を実施した。
- システムに求められる全体要件を洗い出し、グループウェア・基幹システム・BIツール・RPAプロダクトを組合わせた企業全体のシステムグランドデザインを策定した。
- 基幹システムについては、業務ヒアリングを経て新業務フロー/新システム機能一覧を定義し、RFPを作成した。
- RFPを元に複数システム会社への相見積を行い、提案内容の評価を行ってシステム会社を選定した。
- システム会社に対し、価格の代理交渉を行った。
成果
- システムの業務適合性を高めることにより、事業部門の業務が効率化された(年間1,000万円)
- 基幹システムの運用にかかる、情報システム部門/事業部門の業務が効率化された(年間3,000万円)
- 基幹システムの構築および運用にかかる、外部委託費用が削減された(年間1,000万円)
- 最新の技術動向を反映した、拡張性の高い基幹システムが導入された
A社 常務取締役(50代男性)
- Q1. サービスを受けて良かったと感じたことは何ですか?
- 自社で課題の洗い出し、整理まではしていたのですが、そこまでに留まっていました。大西さんに入って頂くことで、それらの解決策が1つ1つ可視化され、チーム一同、ゴールに向けて光が見えてきた事が何より大きいです。また、ご自身でも仰っておられたように、自社製品のプロモーションという制約がないため、客観的なアドバイスをいただける点も大変ありがたいです。
- Q2. サービスを受けて改めて気づいたことは何ですか?
- 他社でのケースや、それに対しての幅広いソリューションを共有頂くことで、自社特有の課題と、一般的な課題との違いも分かりました。また、解決策の優先順位付けを通じて、経営資源配分の整理ができていなかったことに改めて気づきました。
- Q3. 共に時間を過ごしてみて、大西にどんな印象をお持ちですか?
- とても幅広い知識をお持ちであり、とてもクレバーな方です。一方、知識面や経験面で足りていないチーム員に対して丁寧にわかりやすく、かつ、気さくに接してくれるため、チーム一同とても頼りにさせていただいております。